映画『海街diary』を視聴。山形を舞台としたワンシーンで出てくる「河鹿沢温泉駅」。電車の行先表示板に「羽前椿」という文字があったので、ロケ地はJR米坂線のどこかの駅かなとも思ったが、わたらせ渓谷鐵道の足尾駅であることに気がついた。以前に一度行ったことはあるが、端正な木造駅舎をもう一度見たくなり、再訪。
ホーム側のベンチ。葬儀を終えて鎌倉への帰途に就く三姉妹と、見送りに来た異母妹のすずと、4人で列車を待っているシーンを思い出す。「でも、なんでお父さんがここに住みたいと思ったのか、分かりました」
時刻表も確認せずにふらっと訪れたのだが、ちょうど列車が入ってきた。何人か、乗客を乗せて、自動ドアが閉まる。発車間際の「鎌倉に来ない? 一緒に暮らさない? 4人で」「行きます!」のやり取りが頭の中でフラッシュバックする。
是枝裕和監督の作品、退屈だと思う人には辛いと思うが、私は結構好き。大きな起伏もなく、終わりが見えるわけでもないストーリー。『誰も知らない』や『歩いても 歩いても』は観ているが、他の作品も観てみたいなー。
スポンサーサイト
- 2017/11/07(火) 02:38|
- 旅行
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0