ドライブ日和だったので、栃木県のダムをいろいろと見学してきた。1ヶ所目に訪れたのは、利根川水系鬼怒川の小網ダム。栃木県管理の重力式コンクリートダム。非公式フォーマットではあるが、ダムカードを配布している。ダムの利用目的は「P」のみ。
下流側から見た、堤体と減勢工。3門のローラーゲートの様子がはっきりと確認できる。
栃木県企業局が運営する水力発電所は9ヶ所あり、認可最大出力は合計で60.83MW。このうち、このダムに関連する発電所は3つある。1つは、小網ダムの河川維持流量を利用した小網発電所 (0.13MW)。2つ目は、小網ダムを取水口としたダム水路式の川治第二発電所 (2.6MW)。さらに、上流にある川治第一発電所 (15.3MW) の逆調整池としても機能している。小網発電所の説明の看板が設置されていたが、これが良くできている。外観写真と図面とが重ねて描かれており、どのような構造になっているか、イメージしやすい。
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- 2016/10/19(水) 23:00|
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