会津若松市と下郷町にまたがる大川ダム。福島県の河川は基本的に国土交通省東北地方整備局の管轄であるが、阿賀野川水系を一貫管理する関係上、このダムは北陸地方整備局管理の直轄ダムとなっている。ダム湖の若郷湖。
このダムには発電所が2つある。1つは電源開発 (J-POWER) の下郷発電所。大内ダムを上部貯水池とした有効落差387mを利用した純揚水発電で、認可最大出力1000MW。東京電力の500kV送電線に接続されている。
もう1つは東北電力の大川発電所。大川ダムからの放流水を利用したダム式水力発電で、認可最大出力21MW。こちらは66kVで東北電力の系統に供給されている。
大川ダム管理支所でダムカードをゲット。ダムの利用目的は「FNAWIP」と、多岐にわたる。ダムの型式は、重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合型なので、「G+R」の記号がある。
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- 2016/09/25(日) 03:37|
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