先日のロサンゼルス出張で、ユナイテッド航空を利用した。で、『ユナイテッド93』という映画を思い出したので、2度目の視聴。アメリカ同時多発テロでハイジャックされた4機のうちの、ユナイテッド航空93便でのできごとを基にしたノンフィクション映画である。
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前に観たのは2011年のことだったと思うが、その頃は航空管制の仕組みや用語にはあまり詳しくなかった。映画の前半ではパイロットと管制官とのやり取りが多く映されているが、今回改めて観て、どのような交信をしていたのかよく分かった。
字幕で視聴したが、用語に明らかな誤用があった。「緊急信号コードは5273」とあったが、緊急信号は7700を表すものである。用語としては「スコーク」が適切で、訳としては「識別番号」などが適切だと思う。また、「気圧高度2992」とあったが、これは「高度計規正値」であろう。
と、重箱の隅をつつくようなことを言いつつも、これまでに観た洋画の中でベスト3に入る映画である。あるキャビンアテンダントが恐怖の中、「もし助かったら この仕事は辞めるわ あなたに約束する 子供たちを よろしくね」と電話しているシーンが印象に残っている。
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- 2016/03/31(木) 01:39|
- ヒコーキ
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