三連休は台風直撃でどこにも行けないかなーと思っていたが、上陸するのが案外遅く、天気も持ちそうだったので、突発的に旅に出た。
行き先は、奥羽本線の赤岩駅、板谷駅、峠駅、大沢駅。これらの駅は峠越えの急勾配区間に位置しており、かつては4駅連続してスイッチバック駅であった。1992年7月1日に山形新幹線が開業したが、それに先立つ改軌工事のため、赤岩駅は1990年3月10日、板谷駅、峠駅、大沢駅は同9月1日にスイッチバックが廃止されたようだ。
鉄道ファンとしては、列車を乗り降りして駅探訪するのが望ましい姿だと思うが、今回は車でのアクセス。福島寄りの赤岩駅から順番に巡っていく。まずは、車で大平集落まで行き、さらに林道を30分ほど歩いて赤岩駅に到着。
ホームから米沢側を見る。トンネル手前に勾配標があるが、下り線 (左側) は38.0パーミル、上り線 (右側) は33.3パーミルという急勾配。
続いて、板谷駅。ホーム全体を覆っているスノーシェルターに興奮。
ホームでいろいろ撮影していると、列車の音が聞こえてきたため、慌てて望遠レンズに付け替える。新塗装のE3系1000番台L54編成。
板谷駅近くには、米沢市立関根小学校板谷分校がある。平成12年度から休校しているらしいが、美しい状態で残っている木造校舎。
3駅目、峠駅。この駅は、若干観光地化してしまっており、面白味には欠けるような気がした。
駅前の「峠の茶屋 力餅」で山菜そばをいただく。大根なども入っており、具だくさん。観光地価格であるのが懐に痛いが、満足度は高かった。
ラストの大沢駅。山形県道232号線を使えば、峠駅から大沢駅まで直接行けるように地図上では見えるが、国道13号経由で大きく迂回するルートを取った。近くまでは来たものの、駅への入り口を見つけられず、ダート道に入りこんだりして迷う。適当な場所に車を停めて、勘を働かせながら歩いていると、案外あっさりと見つかった。
駅周辺では、猫をたくさん見かけた。少なくとも20匹はいたと思う。この猫は、少しずつ距離を縮めて2mくらいまでは近寄ることができたが、逃げられてしまった。
そんな感じで一日で4駅を回ったわけだが、かなりハードな行程だった。前日入りして庭坂駅あたりで車中泊し、早朝6時から活動開始、14時半に一通り撮影終了。
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- 2014/10/15(水) 20:48|
- 日記
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