ここ3年間で撮影してきた写真を一冊にまとめて残そうと、作業を進めてきた。セレクトはだいぶ進み、最終決定ではないが、40枚前後になる予定である。2月末までには完成させたいので、どのような体裁にまとめるか、そろそろ考えなくてはいけない。
最近では、フォトブックをWebから注文できたりする。ソフトカバー or ハードカバーといった体裁もいろいろ選択肢があるし、ページ数やレイアウトの指定も比較的自由である。しかし、色についてはおまかせになるのがほとんどで、色見本を指定できるサービスとなると限られる。また、撮影から出力まで自分自身で完結できる環境を整えたのに、色指定をしたとしても結局、最後の最後で他人の手が加わることになる。
自分で出力することにこだわるならば、写真集を作るための製本キットも存在する。デメリットとしては、両面対応のプリント用紙は銘柄が限られており、好みの用紙が必ずしも使えないことがある。また、製本の丈夫さにも不安がある。頑張って作ったのに、バラバラになってしまったら悲しすぎる。
ということで、市販のアルバムに収めるのが無難と思われる。構想としては、A4か六切あたりにプリントして、1ページに1枚を配置することを考えている。また、横位置と縦位置の写真が入り混じっているが、どちらも同じ大きさでプリントしたいし、アルバムを回転させることなく一方向から見れるようにしたいというこだわりがある。となると、四切~大四切くらいで40ページ程度のものが必要になるが、どのようなものが使えそうか、いろいろ検討してみた。
●フジカラーのプロフェッショナルプリントファイル
「四切」タイプ、40枚収納の固定式で、参考価格1,180円 (某量販店調べ)。大量に写真をストックするには安価で便利であるが、「特別な一冊」としてまとめるにはPP製の表紙が安っぽく感じる。ポケットのフィルムは透明度が高く、中身が良いのに外装が残念な作りである。また、今回の目的からすると、縦横比は1:1に近いほど望ましいが、「ワイド四切」にも対応している分、かなり縦長になってしまっている。
●伊東屋のアートプロフォリオ evolution
11インチ×14インチのEV-12-11、48枚収納の固定式で、参考価格1,580円。表紙はPP製であるが、布地で縁取りされているため、高級感が感じられる。しかしポケットは、エンボス加工がされているためか、透明度は高くない。
●ナカバヤシのフエルアルバム
たとえば、布地の表紙でシンプルなデザインの、「ドゥファビネ」(アH-LD-191-D) など。替台紙 (アH-LFR-5-D) を2セット追加して、40枚収納にした場合の参考価格、2,700円。貼付部の有効寸法は横270mm×縦315mmなので、六切を縦横両方収納可能である。きれいに貼るのは手間がかかるが、枚数を増減できるのはうれしい。
●コスモスのポートフォリオ
本体は表面材質の違いで、「ベレッサ」(人口皮革) と「プレミアム」(布地) がある。リフィルもフィルム材質にPPとPETの2種類があり、PETのほうが値段は割高。大四切のプレミアムタイプ本体 (PM-1114) に、PPリフィル (MBR-1114) を20枚追加して、40枚収納にした場合の参考価格、7,404円。高級感のある表紙、水平に見開くことができる構造、枚数が増減できる透明度の高いリフィル、文句の付けようがないが、高い。高すぎる。
さて、どれにしようか。
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2014/02/10(月) 01:33 |
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