プリンタなどのデジタル暗室を揃え、一年が経過した。好き勝手にプリントできる環境が整ったので、定期的にアルバムを作って残していきたいと考えていたが、なかなか実現できていない。写真展の場合には、否が応でもやらなきゃいけない状態に自分を追い込むことはできる (あてはないけど、とりあえずギャラリーを予約してしまうなど)。しかし、自分のために残すアルバムというのは明確な締め切りもなく、遅れたとしても誰かに責められるわけではないので、ぼんやりと構想は抱いていても、なかなかやる気にならないのである。
学生時代の集大成として行った写真展から3年が経ったということもあり、この3年間の振り返りとして、アルバムを作ろうと思った。というのは、撮りためてきた写真を見返す機会はあまりなく、どういう方向に向かっているのか、自分自身でもわからなくなってきているからである。これまでの自分を客観的に見直して反省することで、次に進む手掛かりが得られればいいなと考えている。寒い時期にはほとんど撮影に出掛けてないが、3月になったらまた本格的な撮影旅行に臨みたいので、2月末という締め切りを自分自身に課そうと思う。
しかし、これまでのストックの中からお気に入りをセレクトし、それらを単にアルバムに纏めるのではつまらない。ということで考えたのは、「写真展を開くつもりでアルバムを作る」、ということ。写真展の場合、フォーマット (サイズおよび縦横比)、額装などの体裁の整え方、写真の組み合わせ方、並べ方、などすべて含めて作品である。この3年間で撮影してきた写真で、もし写真展を開くとしたらどのようになるか、ギャラリーを思い浮かべ、そこにどの写真をどのように展示していくか、考える。そして、ギャラリーでのレイアウト図 (案) とともに、個々の写真を一冊のアルバムに纏めてみよう。
などということを、12月初め頃に思い立ち、少しずつ作業を行ってきた。しかし、写真のセレクトも完全にはまだ決まっていない現状。あと1ヵ月でどこまで行けるか。
スポンサーサイト
- 2014/02/05(水) 02:13|
- 写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0