EOS Kiss Digital Xのシャッターの耐久性が気になってきた。買ってから3年7ヶ月になるが、これまでのファイル数をカウントしてみると23151枚。中古で購入したものなので、前オーナーの使い方によっては、だいぶ劣化が進んでいるかもしれない。エントリー機のシャッター寿命についてネット情報を調べてみると、5万回くらいだとか、3~4万回だとか、10万回耐える個体もあるが1万回で壊れる個体もあるだとか、要するによく分からない。
海外サイトであるが、EOS DIGITAL REBEL XTi、EOS 400D (いずれもEOS Kiss Digital Xの海外モデルの名称) のシャッター寿命をまとめているのを見つけた。海外モデルと国内モデルが同じ信頼性で作り込まれている保証もないし、ユーザーからの投稿により作られたデータなので、どこまで信憑性があるのかわからないが。このページを見てみると、シャッター回数18000回では94.4%の生存率、36000回になると91.7%と読み取れる。ネットに転がっている感覚的な書き込みよりは、定量的議論ができそうなデータである。
さて、総シャッター回数を調べる方法として、Exifのカスタムファンクションを見るというのがあるが、Canonの場合にはごく一部の機種にしか通用しない。また、EOSInfo (40DShutterCountの後継) というソフトもあるようだが、これも一部の機種 (40D、50D、KissX2、KissF、5D Mark II) にしか対応していないようだ。
EOS Kiss Digital Xで総シャッター回数を調べる方法はないものかと、さらにしつこく検索してみると、「400plus」というものを見つけた。これは、400D/XTi (つまりKiss Digital X) 用の改造ファームで、ISOオート機能が追加されたり、ISO上限が1600から3200に拡張されたりする。それらの機能と比較するとおまけ的な位置付けなのかもしれないが、今回知りたかった総シャッター回数も表示されるようになる。
(改造ファームの利用は自己責任で…。)