3日目 (11/23)。この日も早起きして、同じく6時53分函館発で渡島鶴岡まで。土日ということもあり江差線乗り納め目的と思われる乗客が多く、ローカル線とは思えない乗車率。
江差線に沿って伸びる道道5号江差木古内線、渡島鶴岡→木古内間を歩く。街路樹はナナカマド。東北でも時々見かけるが、やっぱり北海道のナナカマドが好き。
一度函館に戻り、北斗87号で札幌へ。この日の北斗87号には本来「ニセコエクスプレス」が使われるはずであったが、"3号車"の指定券を発券してもらった時から違和感を感じていた。ニセコエクスプレスなら、3号車は自由席のはずである。ホームに行ってみると「ノースレインボーエクスプレス」が停まっていた。何か運用の都合で変更されたのかなーくらいにそのときは考えていたが、後で調べてみると、ニセコエクスプレスは11月17日にドア故障のトラブルを起こしていたらしい…。
ノースレインボーエクスプレスは、全車両ハイデッカー構造。3号車は2階建てになっており、その1階にはラウンジがある。

客席からの視線はいつもより高く、懐かしい景色が広がる。そういえば、北海道を離れてからというもの、JRはあまり使ってなかった。札幌-新千歳空港間を除くと、小樽や石狩月形に行ったくらいか。
北海道、特に鉄道沿線には思い出がたくさん詰まっている。特急なのでほとんどの駅を通過してしまうが、一駅一駅、通り過ぎるたびにいろいろ思い出す。やきとり弁当を食べた大沼公園、某先輩と行った渡島砂原駅 (本線を走る特急なので、支線にある渡島砂原駅は別経路であるが)、当時の彼女と行った小幌駅、たくさんの猫たちと遊んだ富浦駅、おそろいのサンダルを買った白老駅近くのSanki、自転車をひたすら漕いだ海岸沿いの国道36号、無人駅を巡り始めた最初の頃に訪れた植苗駅。
一瞬にして様々な記憶が蘇ってきて、涙が出てきた。
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- 2013/12/08(日) 03:35|
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