現像液の自家調合を目論んでいた頃に書いたメモが出てきた。忘れないように書いておく。
【現像主薬】
感光したハロゲン化銀を銀に還元する。メトール、フェニドン、ハイドロキノンなど。
・メトール
単液処方で軟調超微粒子現像液 (ミクロファインなど)。
・フェニドン
単体では現像能力がほとんどない、軟調現像液。
・ハイドロキノン
単液処方で硬調現像液。メトールと組み合わせてMQ現像液 (標準現像液, D-76など)。フェニドンと組み合わせてPQ現像液 (増感微粒子現像液, スーパープロドールなど)。
【保恒剤】
現像主薬の空気による酸化を防止する。無水亜硫酸ナトリウムなど。
【アルカリ剤】
現像が進行するように液性をアルカリにする。ホウ砂、炭酸ナトリウムなど。
【現像抑制剤】
コントラストを抑えるとともに、カブリを防止する。臭化カリウムなど。
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- 2011/09/25(日) 00:04|
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