昔のフィルムから。
2000年12月5日撮影。母校のグラウンドにて。昨日、『ラムネ』を観たせいか、ぼんやりと高校時代を思い出していた。
「昔のフィルムから」のカテゴリで書くのは久しぶりである。このシリーズは、昔の写真をネタに、撮る時に考えていたことなどを書いてみようかと始めたものであった。
話は変わるが、写真に文章は不要だと思っている。写真展で、写真に文章が添えられているのを見かけるが、文章は大体読まないで飛ばしてしまう。写真と文字とでは脳の使う部分が違うので、同時に両方理解しようとすると、混乱してくるのである。また、タイトルが凝った横文字であるのも多々見られるが、語彙力の足りない私には大抵理解不可能である。写真を見せたいのなら、写真だけで完結すべきと思っている。
とすると、なぜ、このシリーズでは写真とともに文章を載せているのか。それは、他人に読まれることを基本的に意図していない、自分用のメモ書き、備忘録だからである。
『ラムネ』を観て、さらにこの写真をきっかけに、とても大切な、忘れかけていたことを思い出せた気がする。映画としての作り込みは甘かったけれど、そういう意味では観てよかったと思う。
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- 2013/10/04(金) 02:18|
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