仕事中、隣の先輩が突然話し掛けてきた。「インダクタンスの逆数って、特別な用語、あったっけ?」
そんなもの、あったっけ?と私も思いながら、まず基本の○○タンスたちを復習。インピーダンス (impedance) Zの実部がレジスタンス (resistance) R、虚部がリアクタンス (reactance) X。インピーダンスZの逆数がアドミタンス (admittance) Yで、その実部がコンダクタンス (conductance) G、虚部がサセプタンス (susceptance) B。要するに、

対称性のあるきれいな数式ですね。
で、本題。キャパシタンス (capacitance) には、その逆数にも特別な用語があり、エラスタンス (elastance) という。しかし、インダクタンスについては、「インダクタンスの逆数」とかでググっても、それらしい情報は出てこない。何となく「reciprocal of inductance」と英語でググってみると、
こんなページを見つけた。これによると、リラクタンス (reluctance) という用語があるが、それを「インダクタンスの逆数」という意味で使われることは一般的でないらしい。ヘタクソな和訳を晒して誤解を招いてもいけないので、気になる人は原文を読んで理解してください。
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- 2013/09/18(水) 01:13|
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