最近買ったマザーボード (GIGABYTE GA-990FXA-UD3 (Rev.3)) にはUSB3.0が搭載されている。しかし、それを活かせるデバイスがないなー、ということでいろいろ買ってきた。
USB3.0接続の2.5インチHDDケース (玄人志向、GW2.5BM-SU3/RR)。

ゴールド (GG)、ライトブルー (LB)、メタリックグレー (MG)、ローズレッド (RR)、ブラック (BK) の5色がラインナップされていたが、現在はメタリックグレーとブラック以外は旧製品扱いになっている。ローズレッドを選択したのは、旧製品ということで処分価格になっていたため。
USB3.0インターフェースボード (玄人志向、USB3.0R-P2H2-PCIE)。

せっかくなので、USB3.0非搭載のPC (MSI G41M-P33) でも使えるようにと購入。USBホストコントローラはRenesasのμPD720201。μPDというとNECのイメージが強い。そういえば、経営統合したんですね。
まずはWD3200BEVT (SATA3.0Gb/s) でベンチマーク。環境はGA-990FXA-UD3 (Rev.3) とG41M-P33で、それぞれにSATA接続、USB3.0接続、USB2.0接続して測定。基本的に、SATAはMB上のポート、USBはバックパネルのポートを使用。ただし、G41M-P33のUSB3.0接続については、USBインターフェースカード (USB3.0R-P2H2-PCIE) のポートに接続した。USB接続用のHDDケースは、玄人志向のGW2.5BM-SU3 (USB3.0接続)、フリーダムのFHC-258 (USB2.0接続) を使用。ベンチマークはCrystalDiskMark3.0.2で行った (計測回数5回、データサイズ1000MB)。

シーケンシャルアクセスで比較すると、USB3.0ではUSB2.0比で2.5倍以上であり、SATAで直接接続した場合と同等のアクセス速度となっている。ただし、ランダムアクセスはHDDという構造ゆえ、もともと遅く、USBの帯域を強化したところで改善効果は薄い。
次に、SATA1.5Gb/sのHTS543216L9SA00でも測定。

こちらの場合、SATAインターフェースによる律速が大きいため、USB2.0からUSB3.0にしても2倍弱の効果しか得られない。それでも、SATAで直結した場合と同程度の速度が得られるのは大きいメリットである。
SATA6.0Gb/sのSSDでもベンチマークしてみたかったが、ネットブックに内蔵して使用中のため、今回は検証できなかった。
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- 2013/09/04(水) 00:38|
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