昔のフィルムから。一部、デジタルも含まれるけど。

2011年9月1日撮影。Canon EOS Kiss Digital X。

2012年2月26日撮影。Canon F-1 + Kodak T-MAX400。

2012年6月10日撮影。Canon FTb + Fujifilm PRO160C。
2002年から2007年にかけて住んでいた家の近所の歩道橋からの眺め。札幌を離れてからのことであるが、訪れるたびに、この場所を定点撮影している。使用機材・感材は特に統一するつもりはなく、その時々で持っているカメラで撮っているので、まちまちである。この景色を見ると、帰ってきたなー、という気持ちになる。
この本を本屋で見つけ、急に懐かしくなり、この記事を書くことにした。というのも、まさに同じ場所から撮った写真が載っていたから (p.151、1971年11月23日と2012年5月12日との定点対比)。1971年12月16日に鉄北線の札幌駅前 - 北二十四条間が廃止されるまで、この歩道橋の下にも、路面電車が走っていたのである。
市電が新琴似まで伸びていたことは知っていても、普段この道を歩くときに、それを意識することはあまりなかった。また、歩道橋からの眺めを見ても、路面電車の面影はなく、想像もつかない。このアングルから撮った市電の写真というのは、とても貴重なものである。特に、この景色や市電に思い入れを持っている者にとって。
市電が走る札幌の風景は、撮影したいと思っていたテーマの一つであったが、着手できないまま、札幌を離れてしまった。いつか、時間を見つけてチャレンジしたいと思っている。
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- 2012/11/09(金) 01:20|
- 昔のフィルムから
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