昔のフィルムから。
2012年2月24日撮影。札幌に遊びに行って何日間か滞在したのだが、この日は久しぶりに札沼線のキハ (気動車) に乗りたくなり、石狩月形まで。月形温泉で温まった後、帰りの汽車が来るまでの間、駅周辺を散策した時の写真。
札幌に住んでいた頃、冬が近づくと、「温暖化で雪なんかなくなればいいのに」とか毎年のように思っていた。しかし、降り積もって根雪になってしまうと案外気にならなくなるもので、むしろ寒い中わざわざ好き好んで冬景色をよく撮りに行ったものである。雪が作る、独特の"地形"はとても美しい。また、モノクロフィルムで写す、雪の質感というのはたまらないものがある。
北海道の冬の寒さは確かに厳しいが、その一方で夏は、本当に暑いと言える期間は1週間くらいなものである。私は、寒さにはある程度耐えられるが、暑いのにはめっぽう弱い。本州の、2か月近く続く、脳ミソが溶けるような暑さには耐えられないのである。
「北の国から」の黒板純の口調をお借りして、「ボクの体質には、東京は合わないと思われ…。やはり北海道が、合っていると思われ…」とか言いたい。彼とは言っていることが逆だけど。
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- 2012/09/04(火) 01:35|
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