モノクロフィルムで撮った写真、これまでは使えそうなコマは全部L版プリントするのがルーチンになっていた。このようにしてできたL版アルバムも、もう7冊目になる。サボって欠けている部分もあるが、見返すとこれまでの思い出が凝縮されていて、良いものだ。作品を仕上げるときのセレクトにも使えるし。
しかし最近、さすがに時間 (と体力) がもったいなくなってきた。道東旅行で撮ったフィルム20本、ようやく全て現像完了したが、L版プリントすると考えると気が遠くなる。セレクトは省力化して、時間と体力を作品作りに回したほうがいいよね。ネガスキャンして画面上で見たり、コンタクトプリントを出力したりすれば、どれが使えるかは確認できると。
ということで、研究室にあるスキャナ、EPSON GT-X970で何本か取り込んでみた。この機種は、35ミリだと4列、120でも2列を一度にセットできるので便利なのである。とりあえず添付のソフト、EPSON Scanを使ってみる。使ってみた感じ、コマの自動認識はある程度機能するが、濃度が薄かったりすると厳しいようだ。しかも、そのように手動で指定する必要がある場面では、イマイチ操作がしづらい。
また、ディスプレイで確認する限り、「本当にこんなトーンなのか?」というスキャン結果。35ミリ1本とブローニー1本をスキャンできたので、とりあえずコンタクトプリントをA4に出力してみる。トーンの正確さは置いておいて、コマの内容が確認できるのでまずまず使えるか、という感触。
スポンサーサイト
- 2010/10/12(火) 15:22|
- 写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0