日記 2017年05月

ダム巡りの旅、6基目。阿賀野川水系只見川の柳津ダム、ここも東北電力管理の電力目的のダムである。下流側からの様子。5門のローラーゲートが並び、その奥 (左岸側) の柳津発電所では認可最大出力75MWを発電している。

このダムも、ダムカードは道の駅で配布されている。ということで、ダムカードを貰うのと同時に、スタンプラリーのスタンプもどんどん集まっていくので、効率がいい。

道の駅会津柳津にてお昼ごはん。柳津ソースカツ丼、750円。ふわふわの玉子焼きとサクサクで柔らかいカツがおいしい。

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5基目は上野尻ダム。このあたりは何度も訪れたことがあるが、ダムがあるなー、くらいにしかこれまで思っていなかったので、ダム目的で訪れたのは初めて。阿賀野川水系阿賀川の重力式コンクリートダム。8門のローラーゲートと、その手前 (左岸側) には自由越流堤も設けられている。ゲートの所で何やら作業中。

天端は1.5車線幅の上部トラス橋となっており、柴崎橋として福島県道338号上郷下野尻線に指定されている。なお、この「現・柴崎橋」の500mほど上流には、「旧・柴崎橋」の遺構が残っている。

ダムカードをゲット＠道の駅「にしあいづ」。

ダムカードは配布されていないが、何となく気になったので、大平沼ダムに寄り道。阿賀野川水系濁川にあるアスファルトフェイシングフィルダム。1.5車線くらいの山道を駆け抜けてようやく辿りついたときには、感慨深いものがあった。湾曲を描いた自由越流堤。雪解け水のためか、轟々と越流している。

ダム巡りの旅、3基目は山郷ダム。新郷ダムと同じく、阿賀野川水系阿賀川に築かれた東北電力管理の重力式コンクリートダム。ゲートは15門あるが、ダムカードに記載の情報によると、ラジアルゲートが14門と、ローラーゲートが1門。右岸側から4つ目のみが、ローラーゲートになっているようである。電力目的のダムであり、山郷発電所、第二山郷発電所ではそれぞれ、認可最大出力45.9MW、22.9MWを発電している。

新郷ダム・山郷ダムのダムカードをゲット＠カイギュウランドたかさと。

つづいて、阿賀野川水系阿賀川の新郷ダム。阿賀野川水系には似たようなダムが多く築かれているが、その中でも新郷ダムは、17門も並ぶラジアルゲートが印象的である。堤高は27.5m、堤頂長は219mと数字としてはそれほど大きいわけではないが、ダイナミックに感じさせる形状の重力式コンクリートダムである。うち3門から轟々と放水中。

東北電力管理の電力目的のダムであり、近くには新郷発電所 (左岸側) と第二新郷発電所 (右岸側) がある。認可最大出力はそれぞれ51.6MW、38.8MW。両発電所は、東北電力の154kV系統 (阿賀東線) に接続されている。紅白の送電鉄塔がいい感じ。

東北電力が管理する11基のダムについて、4月29日にダムカードの配布が始まった。ということで、連休を利用して、2泊3日でダム巡りの旅をしてきた。まずは、阿賀野川水系只見川の片門ダム。堤高29m、堤頂長219.5mの重力式コンクリートダム。有効落差19.29mを利用して、片門発電所にて発電が行われている (常時出力13.1MW、認可最大出力57MW)。