利根川水系鬼怒川にある佐貫頭首工。ダムではないにも関わらず、ダムカード (非公式) が配布されている。形式の記号は「MB」となっており、これはMovable Barrage (可動堰) の略。裏面も独特で「HEAD WORKS-DATA」が記されている。
下流側にある新・観音橋から望む、取水堰の全体像。なお、旧・観音橋は撤去作業中で通行止になっていた。左から順に、固定堰 (123m)、洪水吐 (25mの転倒ゲート×2門+20mのローラーゲート×1門)、土砂吐 (5mのローラーゲート×2門) という構成になっており、全長としては203m。写真では見えづらいが、右端には魚道も設けられているらしい。
取水口の様子。ここから先 (写真でいうと手前側) は鬼怒川中部用水路であり、風見発電所を経て灌漑用水となる。
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- 2016/12/28(水) 00:36|
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福島県西白河郡西郷村、阿武隈川水系堀川 (ほっかわ) に位置するダム。ダムの目的はFNW (洪水調節・不特定利水・上水道)。公式ダムカードは、平日のみであるがダム管理所にて配布されている。
管理所の近くには、ダムの役割・構造・大きさなどを示した看板が設置されている。東北新幹線の車両を例に挙げてダムの長さが説明されているが、そのイラストが200系 (シャープな顔つきの200番台のほう) なのが時代を感じさせる。
ロックフィルの堤体、右岸寄りの所に設けられている自由越流堤のデザインが印象的。写真では分かりづらいが、常用洪水吐と非常用洪水吐が高さ違いで設けられている。
この自由越流堤は、導流部へとつながっている。下流側を見降ろす。平常時には無意味と思えるほど、高さのある導流壁。
ダム管理所付近だけでなく、下流側にも駐車場や散策路が整備されている。先ほどの写真とは逆に、下流側から導流部を見上げるとこのような感じ。いろいろな角度から眺めることができ、何時間滞在しても飽きなさそうな、見どころの多いダムであった。
- 2016/12/27(火) 00:18|
- ダム
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今市ダムの後は、栗山ダムへ向かう。直線距離では3km程度しか離れていないが大きく迂回しなければならず、約40km、1時間ほど運転して到着。今市発電所の上部貯水池を形成するロックフィルダム。
- 2016/12/25(日) 23:26|
- ダム
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今市ダム・栗山ダムのダムカードは、「東京電力 (株) 栃木北支社 鬼怒川別館」にて配布されている (平日のみ)。いずれも東京電力管理の発電目的のダムであり、今市発電所では両ダムの有効落差524mを利用して純揚水式発電が行われている (認可最大出力1050MW)。
まずは、下部貯水池である今市ダムから巡る。ちなみに、時間の都合上、ダムカードを貰ったのとは別の日にダム見学した。堤高75.5m、堤頂長177.0mの重力式コンクリートダム。天端は開放されており、一般車両も通行できる。
ダム湖に架かる橋の上から望む上流側。洪水吐ゲート (ローラーゲート2門) と、表面取水ゲート (3段式ローラーゲート) の様子がよく観察できる。
- 2016/12/23(金) 03:52|
- ダム
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「道の駅 湯西川」のダムカレー、オマケでダムカード (のようなもの) を貰えるということで、これは食べるしかない。湯西川ダムカレーと川治ダムカレーの2種類があり、湯西川のほうは大盛り。おなかすいていたので、大盛りの湯西川ダムカレーを注文するが、重力式コンクリートダムの堤体を模したライス、結構大きい。堰き止められているカレーは、大根、人参、ゴボウ、玉ねぎ、茸と、地元のものが具だくさん。
- 2016/12/21(水) 21:08|
- ダム
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フジドリームエアラインズ (FDA) のチャーター便。
先日記載した通り、夜に到着して夜間駐機したのち翌朝出発というスケジュール。しかもほとんどが平日で、なかなか撮影できる機会がない。ということで、唯一土日のフライトである18日の到着便を見に行ってきた。ターミナルビルの展望デッキから、2番スポットに駐機中のERJ-175 (JA10FJ)。
- 2016/12/21(水) 00:12|
- ヒコーキ
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板室ダムは立入禁止となっているらしいが、ダムカード (非公式) は、深山ダムの近くにある那須広域ダム管理支所にて配布されている。バージョンの欄には「No.1.0 (2013.6)」との記載がある。裏面にはダムの概要が記されているが、深山ダムと同様の独自フォーマット。
- 2016/12/19(月) 23:18|
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有休を取って、平日にしかダムカードを配布していないダムを巡る。
深山ダムは先日一度見学しているが、改めてダムカードをゲット。季節の変わり目ということで、2種類のカードを同時に貰うことができた。秋バージョンには「No.2.2 (2013.1)」、冬バージョンには「No.3.0 (2013.1)」と記載されている。
- 2016/12/19(月) 23:12|
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このところ栃木県のダムを集中的に巡っていたので、福島県のを訪れるのは久しぶりである。深田ダムは、福島県郡山市、阿武隈川水系多田野川に築かれた灌漑用水専用のアースダム。これまでにも春のお散歩コースとして何回か訪れたことがあるが、ダム巡りを始めてからは初めて。改修工事のためダム底が見えており、これはこれで貴重な光景かもしれない。
下流面の様子。ゲートは無い。
グローリーホール式の余水吐 (写真中央) と、取水塔 (写真右)。余水吐から越流する様子を見てみたい。
残念ながら、天端は立入禁止になっている。フェンスの隙から入ろうと思えば入れるが、「違反者を見つけ次第、郡山警察署へ通報します」などと物々しい文言もあるので、見識のある大人はやめておきましょう。
- 2016/12/18(日) 20:09|
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日光いろは坂を登りきったところに、ひっそりと存在する重力式コンクリートダム。多くの観光客が訪れる場所であるが、ここにダムがあることはあまり知られていないのでは、と思う。中禅寺ダム管理所にてダムカードを貰う。
堤高6.4m・堤頂長25.1mと、かなり小さいダムである。ダムカードと一緒に貰ったパンフレットによると、
河川法・河川構造令等では高さ15m以上のものをダムとしていますが、規模の小さい中禅寺ダムがダムと称されるのは、河川法施行以前の昭和35年から運用が開始されているためです。
ということらしい。放流設備は、2門のローラーゲートと1門のスルースゲート。
- 2016/12/11(日) 22:14|
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