fc2ブログ

日記

写真、パソコン、電子工作、オーディオ、自転車、旅行など

緋メダカの成長記録

黒メダカからの作出に成功した緋メダカ高速飼育テクニックで一気に成長させてみる。

30日目。少しずつ大きくなってきた稚魚たち。
himedaka_30days.png

65日目。成魚のグラフィックスになった。ここまで来ると、黒メダカと緋メダカの違いは一目瞭然。
himedaka_65days.png

210日目。
himedaka_210days.png

400日目。
himedaka_400days.png

600日目。だいぶ大きくなった。これ以上大きくなるのかな?
himedaka_600days.png
スポンサーサイト



  1. 2015/11/23(月) 18:59|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

緋メダカ産まれた!

AQUAZONEのシルバーアロワナに付属のメダカで、緋メダカの作出に挑戦中。戦略は次の通り。インストール個体をP世代とし、P世代同士を掛け合わせてF1世代を作る。F1世代のメスと、その親であるP世代のオスとを掛け合わせ (バッククロス)、F2世代を得る。確率論的に計算すると、P世代のオスがBbの遺伝子型を持っていたとすると、バッククロスで得られるF2世代の12.5%は緋メダカとなる。

何回くらい交雑が必要なのか、さらに試算してみる。思考を簡単にするため、P世代メスはBBであると仮定する。P世代オスがBbである場合、F1世代メスがBbとなる確率は50%。確率50%の事象を、期待確率95%で1回以上発生させるのに必要な試行回数は4回である。P世代オス、F1世代メスがともにBbだった場合、F2世代でbbが得られる確率は25%。確率25%の事象を、期待確率95%で1回以上発生させるのに必要な試行回数は10回である。したがって、あるP世代オスがBbであった場合、異なる4匹以上のF1世代メスとカップリングさせ、各ペアから10匹以上のF2世代を得れば、かなりの高確率で緋メダカが生まれるはずである。一番の問題は、P世代のBbの存在確率の低さであるが、これは回数をこなすしかないと思われる。

ということで、バッククロスのテクニックを用いても大変な作業量になると予想していたが、17組 (P世代、F1世代合計) 交雑させたところで、緋メダカが初めて現れた。緋メダカの体色はよく見れば稚魚の段階でも判別でき、F2世代で産まれた7匹の稚魚のうち、4匹が若干赤みの濃い体色を示している。遺伝の法則と確率論からすると25%となるはずであるが、それより多い割合で緋メダカが産まれた。
himedaka1.png

ファミリーツリー。
himedaka2.png
  1. 2015/11/23(月) 15:25|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

緋メダカの作出法を考える

先日購入したAQUAZONEのオプションディスクの「アロワナ」、付属するメダカが、アロワナ用の餌とするだけではもったいないほど、なかなか秀逸である。というのは、遺伝のシミュレーションの機能が付いており、明るい体色を持つ「緋メダカ」が生まれてくることもあるらしいからである。

まずは、本物のメダカの体色についてお勉強。「メダカ博物館」の「メダカカラー教室」が詳しく、参考になった。メダカの体色には、黒色素、黄色素、白色素の発現に作用する3つの遺伝子 (それぞれB、R、Wと表す) が関係するようである。クロメダカ (黒い体色の通常のメダカ) と緋メダカとの違いは、黒色素の遺伝子「B」にある。黒色素を作る遺伝子は優性のB、黒色素が作れない遺伝子は劣性のbと表す。遺伝子型がBB (優性ホモ) もしくはBb (ヘテロ) の場合はクロメダカ、bb (劣性ホモ) の場合に緋メダカとなる。

AQUAZONEでは、B、R、Wの遺伝子のうち、Bの影響のみがシミュレーションされているようである。インストール時に生成される個体のほとんどはBBであるが、3%ほどBbも存在するらしい。ただし、いずれも表現型としてはクロメダカなので、BBかBbかは、体色のみからでは判断できない。bbの遺伝子型は、その体色から一目で判別できるが、インストール個体には存在しないか、存在したとしても極めて低い確率であろう。

インストール個体中にBbが3%存在するという情報を元に試算してみる。雄雌100匹ずつのインストール個体を用意して、総当たりで10000組をカップリング・産卵させる。各ペアから8匹、合計80000匹の稚魚が産まれたとすると、77618匹がBB、2364匹がBb、18匹がbbと計算された。ということで、適当に交雑して緋メダカを得られる確率は0.0225%である。もし、インストール個体に緋メダカが存在したとしても、これくらいの低確率と思われる。

劣性形質を高頻度で発現させる方法として、戻し交雑 (バッククロス) がある。これによれば、軽く試算してみたところ、上記の無計画な交雑よりはだいぶ少ない試行回数で、緋メダカを作出できそうである。なんだか大変そうだけど、試しにやってみようかな、と思う。
  1. 2015/10/27(火) 23:42|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Silver Arowana

AQUAZONE用のオプションディスクを追加購入。ペンシルフィッシュに引き続き、シルバーアロワナ。
IMG_044066.jpg

肉食魚のアロワナの餌用として、メダカが付属している。通常の魚と同様に飼育できるだけでなく、遺伝のシミュレーション機能も盛り込まれているらしい。単に餌にしてしまうにはもったいない、なかなか良い出来である。
IMG_044078.jpg

インストール画面。魚2種類 (シルバーアロワナとメダカ) の他、水草 (タイガーロータス・レッド)、アクセサリー (木炭セット)、餌 (アロワナフード)、底砂 (大理石中粒) が付属する。タイガーロータス・レッドには、大・中・小の3種類が用意されているが、このうち中と小にはアニメーション機能も付いており、水槽中でゆらゆら動く。木炭セットは、大小さまざまな形のものが10種類。
arowana_install.png

魚種類の情報。
arowana_info.png
  1. 2015/10/25(日) 10:02|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

高速飼育テクニック

AQUAZONE (Ver. 1.xx系) で相変わらず遊んでいる。ブリーディングに挑戦していると、産まれた卵を速く孵化させたり、生まれたばかりの稚魚を繁殖適齢期まで速く成長させたりしたいことが多々ある。シミュレーション速度を100倍にすれば、それなりに速くはなるものの、1日分シミュレーションを進めるのに14分24秒も掛かる。もっと高速にシミュレーションする方法として、コンピュータの日時設定を進めてしまう裏ワザがある。

1.放置しても大丈夫なように、水質やフィルター汚染度が適正かどうか確認するとともに、餌と照明のタイマーを設定をする。進めたい日数に応じてシミュレーション速度を設定し、水槽を閉じる。

2.水槽を閉じた状態でコンピュータの日時設定の日付を必要分だけ進める。このとき、時刻までいじるとややこしくなるので、変更するのは日付だけにした方が良い。この後、日付を元に戻すまでの間は、ターゲット以外の他の水槽は開かないこと。

3.水槽を開くと、シミュレーション速度×進めた日数分だけ、一瞬で進んでいる。

4.必要に応じて2と3を繰り返し、必要なところまでシミュレーションが進んだら、念のため速度を0倍にしてから、水槽を閉じる。コンピュータの日時設定を元に戻す。再度、水槽を開こうとすると、エラーが出るけど、特に気にせず「OK」を押す。
aquazone_time_error.png

このテクニックを使うことで、時間がかかる孵化や成育を、一瞬で進めることができる。ただし、何らかの不具合で水槽ファイルや魚ファイルが壊れて二度と開けなくなっても、責任は持てません。
  1. 2015/10/24(土) 17:42|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Dwarf Pencilfish

最近再びハマっているAQUAZONE (Ver. 1.xx系)、良いところと言えば、多彩なオプションディスクにより魚を始めとした各種アイテムを拡張できることである。はるか昔に遊んでいたころに何種類か買ったはずであるが、行方不明。そんな中、中古PCソフト店を物色していると、ペンシルフィッシュ (Dwarf Pencilfish) を見つけた。欲しかったけど買えなかったオプションディスクの1つであったため、早速購入。
IMG_043864.jpg

魚の他には、水草 (コブラグラス) とアクセサリー (ミロのヴィーナス) が付属する。コブラグラスには、合計6種類 (大株・中株・小株のそれぞれに大・小) の大きさのものが用意されているので、植える場所に応じて使い分けると良いかもしれない。
pencil_1.png

コブラグラスとミロのヴィーナスを用いて、水槽をセッティングしてみる。
pencil_2.png
  1. 2015/10/21(水) 22:12|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ネオンテトラを殖やす

コリドラス・ジュリーの繁殖が上手くできたので、調子に乗ってネオンテトラでも試してみる。カップリングは何組も成立させることができたが、なかなか産卵にまで至らず、何回か試行錯誤。ようやく産んでくれた21個の卵から、2匹の稚魚が孵った。孵化に要する日数は、ネオンテトラの場合、約1日とかなり短い。
breeding_neon_1.png

親たちと稚魚たちの個体情報。
breeding_neon_2.png
  1. 2015/10/15(木) 01:02|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コリドラス・ジュリーを殖やす

先日から遊んでいるAQUAZONE、その楽しみの1つとしてブリーディングがある。まずは、比較的繁殖させやすいと言われる、コリドラス・ジュリーを殖やしてみる。31.7リットル水槽 (624px×832px) に、繁殖適齢期 (コリドラス・ジュリーの場合、日齢210日以上らしい) の雌雄を合わせて20匹くらい投入し、つがいを作るまで待つ。カップリングの確立を少しでも上げるため、照明はOFFにしてある。
breeding_1.png

カップリングが1組成立したところで、関係ない方々は魚ファイルに戻ってもらう。仲良く寄り添って泳ぐ2匹の姿がかわいい。
breeding_2.png

そして、めでたく産卵。ここで親たちも取り出し、捕食されるリスクを回避。
breeding_3.png

コリドラス・ジュリーの場合には、約4日で孵化するようだ。26個の卵から、2匹の稚魚が孵った。
breeding_4.png

親たちと稚魚たちの個体情報。新しく生まれた稚魚たちには、適当に命名。
breeding_5.png

はるか昔に遊んでいたころは、インターネット普及前で、飼育のコツに関して得られる情報は限られていた。そのため、適正な水質を維持したり、病気に罹らずに成長させたりするだけで精一杯で、繁殖など手の届かないような印象であった。ブームも去った今、閉鎖されている所が多いが、残っているAQUAZONE関連サイトを見てみると、有益な情報がたくさん掲載されている。仕組みを理解して、コツをつかんでくると、だいぶ違った楽しさがあるなー、と思い始めている。
  1. 2015/10/13(火) 20:29|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

AQUAZONEインストール

昨日の記事に書いたAQUAZONE、思い出したら久しぶりに遊んでみたくなったが、V1.xx系の場合WinXP以降では遊べないようである。ということで、先日構築したWin98仮想環境上にインストールする。

インストールディスクを仮想環境上にマウントし、セットアップ開始。
aquazone_install_1.png

セットアップ中のアニメーション。ネオンテトラがユーザー登録はがきをくわえて、ポストに投函しようとしている。
aquazone_install_2.png

サンプル水槽として付属しているネイチャーアクア水槽に、ネオンテトラを泳がせてみる。懐かしい画面との再会。
aquazone_install_3.png
  1. 2015/10/07(水) 20:13|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

AQUAZONE

昔ハマったPCソフト、AQUAZONEを急に思い出した。観賞魚飼育シミュレーションソフトで、Mac版が最初にリリースされたのが1993年、その後いろいろなシリーズで展開されてきた。版権の問題なのか最近は音沙汰がなくなってしまったが、最新作は2007年発売と、かなり歴史の長いソフトである。持っていたのは、V1.xx系の「AQUAZONE Standard」、1999年4月23日発売、定価6,800円 (税抜)。このころの発売元は「オープンブック9003」だったようだ。
IMG_039530.jpg

当時のパンフレットより。Standard版の付属アイテムは、魚2種類 (ネオンテトラとコリドラス・ジュリー)、水草4種類、アクセサリー10種類、底砂5種類、エサ2種類、水質調整薬2種類、病気治療薬2種類、背景15種類、サンプル水槽10種類など、まずは一通り遊べる内容。
IMG_039642.jpg
  1. 2015/10/06(火) 23:30|
  2. AQUAZONE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

2sk170

Author:2sk170
どうでもいいことをいろいろ書いています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

日記 (372)
ダム (77)
ヒコーキ (64)
写真 (58)
旅行 (46)
くるま (47)
自転車 (36)
パソコン (32)
昔のフィルムから (27)
電子工作 (18)
無線 (15)
AQUAZONE (10)

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する